業務内容

ワーク・材料・インサートの自動投入排出

汎用製造装置へ、特殊な形状の材料や部品の自動投入や排出を行う装置を設計開発しています。これまで作業員の行ってきた作業が自動で行えるようになるため、コスト削減、省人化、安全性向上、サイクルタイム短縮を実現できます。対応可能な装置としては主に下記のものが挙げられます。

射出成形機はプラスチックなどの合成樹脂を加工する装置です。高温にて軟化した樹脂に圧力を加えて金型に押込み、型に充填して成形します。弊社では原料となる材料を正確に計量し投入することにより原材料の無駄を省きます。

マシニングセンタは、自動工具交換機能を有したNCフライス盤のこと。工具マガジンに多数の切削工具が格納されており、コンピュータ数値制御 (CNC) の指令によって機械が自動的に工具を交換することにより、フライス削りや中ぐり、穴あけ、ねじ立てなどの様々な加工を連続して行います。

NC旋盤は、各種の旋盤に数値制御（Numerical Control）装置を取り付け、刃物台の移動距離や送り速度を数値で指示できるようにしたものです。現在では、コンピュータを用いての制御 (CNC) が主流であり、この中には、回転中心から外れた穴の加工やフライス加工などを可能にした「ターニングセンタ」と呼ばれる工作機械もあります。通常、タレット式の刃物台が設けられますが、小型のＮＣ旋盤では櫛刃式の刃物台が設けられる機械も。

リークテスターは、真空装置のリーク (漏れ) を確認するための試験装置です。真空でいうリークとは、真空チャンバーの微小な穴、シール不良などによる想定外の外部からの気体の流入を指します。リークテスターは微小な穴などの検知を行なうものであるため、圧力容器や溶接の漏れ探しにも適用されます。

洗浄機には多くの種類が存在します。高圧で液体を噴射することによる洗浄、超音波等の振動による洗浄、加熱による不純物除去等が挙げられます。こういった洗浄装置への洗浄対象物を人の手を介さず安全に投入、排出する装置を設計開発します。

プレス機械に金型を装着し、金属などの素材 (被加工材）を金型の間に挟みこみ、強い力で素材を金型表面に押し付けることで、金型と同じ形状に加工する装置です。

自動で刃物の送り操作ができる旋盤。NC旋盤はコンピューターによって制御されるものであり、コンピューターを用いていないが自動で動作するものはこの分類となります。

加工部品の仕上げ処理に使用される研削装置で、不安定な形状であっても高精度で表面加工が可能です。